書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

考えるのは感じてからすれば済むことだ

俺は社長でも政治家でもない(当然だが)。
なる予定もないので羨ましいとは思わない。
だからといって無関心なわけではない。

ホームランをかっ飛ばす野球選手や
グッとくる表現をする小説家の才能や努力には
激しく羨望のまなざしを送ってしまう。

人の数だけ職種や生き様や価値観があるってわけだ。


仕事はいずれなくなる、だから仕事を通じて
どういう人間になって行くかのほうが大事。
人生の大半の時間を仕事に費やすが
それは人生の終着点ではない。

こなすなのではなく、日々発見。

発見という灯火は人生を明るくしてくれる。



子供のころ、俺はテレビを見ながら折り込み広告の
裏の白いやつにいつも絵を書いていた。
イメージの旅だ。発見があったんだ。
今でもテレビだけを見てられないのはそんなガキの頃の
習慣のせいなんだろうかね。

今でも白い紙があるとなんか筆で書いている。

今日も作品制作の合間に白い紙(額かなにかのマット紙の
ようなもの)があったので無意識で筆を走らせてみた。

書くために書くのではないところに面白さはある。

考える前に感じろ。
そして考えろってことだね。