書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

白と黒

書を始めたきっかけに「白と黒」の世界に魅了されたということがある。

研鑽を積んでゆくうちに白の面積が大きくなってきた。

白の使い方を考えるようになったのだ。

白、つまりは書かない部分なんだけど これは「余白」ではない。 それを理解のに時間がかかった。

全てのバランスの中にあって、 調和と独立が自然に融合しているもの。

物言わぬ部分(白)がその大事な役割を果たす。

「沈黙は金・雄弁は銀」。

十分な余白を取って…

だから余白じゃないって。

まだまだ修錬が足りません。