書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

最高の仕事納め。
昨日の「新宿駆け込み寺 玄 秀盛トークライブVol.10」。
玄さんのトークとゲストにシャンソン歌手の若林ケンさん、
ギタリストの原公一郎さん、創作書家の私。
面識のある面々でみんな一体になった感じ。

ケンさんのシャンソンは人生を見ているよう。
三輪明宏さんとシャンソンの二大巨頭と言っていいんじゃないか。
最前列で食い入るように見させてもらった。
ケンさんの「愛の賛歌」は震えがくるね。マジに。

後半、ビール片手に出させてもらった。

今年最後の人前でのパフォーマンス、来年へつながる書。
描いている間、玄さんがトークでつないでくれました。
刑務所の話をしてました。いろんな人とコラボレーションを
して描いてきたけど、監獄の中の話をバックに描いたのは
始めてです(笑)。久々に玄さんに会ったけど独楽のように
ぶれることなく自転していた。穏やかで暖かい人だけど
生半可な気持ちで接すると自分がケガをする凛とした強さ。

もはやトレードマークとなりつつある龍の画と
「然  以上でも、以下でもなく」と書いた。
<自然><偶然><必然><毅然><泰然><凛然>・・・
来年の自分にとっても大きなキーワードとなる言葉。
「ありのままに生きる」ってことを改めて考えさせられた
一年だった。突っ張るのは弱いから、そこからまた一歩
越えてゆこう。とツッパリは思うのですわ。

会場に来ていた満員のお客さんと繋がっているのを
ステージから感じてすごくハッピーな時間でした。

今年最後を素晴らしい人たちと共有できて嬉しかったです。

ありがとう!ほんとに、心から。