書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

流 -flow free-

流れに任せるって無責任に聞こえるけど、けっこう大事な
ことなんだよね。抗わず、力を抜いて流れに身を委ねる。
サーフィンとかだってそういう感じ。
・・・俺、サーフィンなんかしたことねぇじゃん(苦笑)。
でもそんな気がする。

かつて上梓した拙書「流されず 流されてゆく」(PHS研究所)

実はこのタイトル、発売直前に決まったもの。
別の仮タイトルで進行していて、内容もほぼ完成に
向かっているときに、編集担当の人から提案されたのが
このタイトル。そう、自分で考えたものでもなかった(笑)。
もちろん本の中にこの言葉があったからそこから担当の人が
提案してくれたんだけど。
今にして思えばこのタイトルにしてくれた担当者に感謝。
その言葉を書いた俺に感謝。

「流」という言葉は昔からずいぶん多く書いてきた好きな言葉。
流れの悪いときは逆らわずに静かに次の波の準備をして、
いい流れのときは飲み込まれ流されていかれない冷静さを。