書のほかに、絵を描いたり、写真を撮るのが好きだ。
そうさせたくなる「何か」のためにペンを取り、カメラを向ける。
どちらも上手じゃないんだけど
一応の形になるのはその「何か」のおかげ。
「何か」とは何か?
感動的だから
耽美だから
想像を絶するから
美味しいから
鮮やかだから
眩しいから
儚いから
刹那の表情だから
どれも当てはまるが、正解というわけでもない。
「何か」はやっぱりよくわからない。
よくわからないから面白い。
一定の答えがない、不確実さがさらに探究心を生む。
長崎から届いた鯵の干物。
これがこれまでにない絶品だった。
イメージが広がってくる。
筆を取りました。
書にしても、絵にしても、写真にしても
瞬間を切り取るという点では共通している。
んんっ?
さっきの写真、鯖じゃないか?
鯵と鯖、両方いただいたんだよね。
よくわかってないのはそこからじゃねいか。