書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

根っこに生きる

とかく人は咲いた花の美しさに目を奪われる。
だけどそれは強い根が、幹があるから。
根幹って言葉があるでしょ。人で言ったら
魂管って感じかな。この根幹(魂管)がしっかり
してなければすぐに枯れ、腐ってしまう。
金持ちになりたい?
ビッグになる?
いい車にのりたい?
でかい家に住む?
いいオンナとデートしたい?

・・・・で、そのためにはどうする?
煌びやかな世界ばっかり追っかけてビックマウスは
いいけど、この「どうする」って根幹がなかなかない。

泡に消えるものに幻想を抱くより自分の根幹を
しっかり鍛えないと。
花はおまけただただ感謝、と思えば見栄も執着も消える。

「流を飲みて源を思う」っていうとおり、今見えることの
そのおおもとにその人の力が隠されているんだ。
それを本質っていうんだと思う。