人を想い、言葉を紡ぐ。 言葉が形を造ってゆく。
故に作品によって書体は変わる、 バランスも色味も、筆も紙も墨の濃度も。
大量生産ではないのです、 感情を、イメージを作品にしてゆきたいのです。
心がある場所にゆき、 尊敬できる友に会い、 姿勢を持つ人が作った料理を食べ、 想いを交わす酒を飲む。
だからひと時ひと時を大切にしたいのです。
そこに感謝と愛情がある、 それを重ねてゆきたいのです。
そうやって、自分もいい作品を書いて、描いて、ゆきたいと ただただそれを思って今日も筆を取るのです。
愚直に。