書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

心の糸を手繰り寄せる夜の社会科見学

半径600メートルの東洋一の歓楽街、
新宿歌舞伎町が数年前から遊び場になった。

しかしそこはいつまでたっても底がない。
酔人を迎えるのか、排他するのか。
犯罪から救済までここにはすべてがそろっている。
こぼれ落ちないよう徳俵にふみとどまりながら
それでもそんな状況を笑い飛ばしている混沌の街。

昨夜はいつもの溜まり場の酒場から賽を振り、
歌舞伎町を舞台に愉快な双六。

愛欲うずまく歌舞伎町の中心部の雑居ビルの中にある
格闘技スタジオ「AXKICK」。
久しぶりのサンドバッグっっ!!!!テンションアガリマス。
営業時間が18時から朝6時までいうところも
いかにも歌舞伎町らしいです。

汗もかいて、次にのどを潤しに向かったのは、
時代の迎合を拒絶する文化圏ゴールデン街に。
200軒の飲み屋がひしめくゴールデン街の中でも
30年超の歴史を刻む稀少な名店「のんちゃん」。

いつもキュートなのんちゃんです。
陽だまりの猫のような穏やかさを持った女性です。
角瓶をやかんに入った水で割ってくれます。
ここに来るといつも時計を外したくなるのです。

そのあともKENさんのお店「KENKEN」で芋焼酎
いただき、また始めの友人の経営する酒場に戻り・・・。
(このころになると写真を撮ることもできず)

そう、振り出しに戻りましたね。
歌舞伎町にはゴールなどないのだ。

待っているだけではチャンスなどくれないけど
見捨てることもしないこの街の魅力と
素敵な仲間たちに囲まれ、ひとときの
酔夢に身をあずけるのでした。


・・・・・よって二日酔い(爆)・・・・・・