書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

希望の春

東京も白が富士へと伸びる朝です。

屋根へとダイブしたい。

先日ある街の小学校〜高校の書道展に行ってきた。

正統派の書道展は燃えるものを感じないけど
この年代はそれぞれに個性があって面白い。
特に中学一年生の作品に心の振幅を感じて興味深かった。
ランドセルから学生鞄に変わり、
新たな人間関係、思春期、部活、礼儀作法、異性への覚醒…
いろんなことを一気に吸収しているせいなのだろうか。

俺の中学時代は人に言えぬ苦しみにもがき悩んだ。
大人は誰も答えを教えてくれなかった。
それを恨んでもいたけど
それでよかったのだ。

今年生まれの子供服の制作も増えてきた。

2012年生まれ。

俺たちは世代を繋いでゆく世代だな。

夜明け、太陽を待つ間、いつもと違う色彩の中でぼんやりと考えた。

無性におにぎりが食べたくなった。

まっさらな気持ちで今日も書きます。