願いは叶うって信じていながら
思いのようにいかず奥歯をギリギリといわす。
人のことなど気にするなと思いながら
横目でいつも誰かを捕らえている。
永遠なんてないと知りながら
それでも必死にしがみついている。
夢はこれなんですと言い切った後に
そこにある残滓さえ絞ろうとする。
わかったようにうなずきながら
この後のことを考えてみたりする。
祝福の優しそうな笑みを湛えながら
誰かの幸せなんて興味ないと心で舌を出す。
誰の助けもいらないといいながら
たまらなく手の温もりを求めている。
いっそのこと手放せばいいのに
恐くて壊れるまで握り締めている。
かっこつけて生きることはもうやめだ。
ありきたりな言葉の中で安全に生きるのはやめだ。
オレもおまえのただひとつの命なんだ。
年始に描いた作品を歌舞伎町の琉球地下アジトに展示。
ご学友たちと。
俺がでしゃばりすぎてシーサー隠し。
仲間がくれる力でテンカウントを待たず、また立ち上がれる。
不器用極まりない俺にできることは
とにかく汗かいて生きることだけだ。
まずはジムに行ってくる。
それでいいんかね?