「The real risk is doing nothing」
(本当に危険なのは何もしないことだ)
という言葉がある。
ニュースを見てても、自分自身にも
このリスクって意味を再認識しないとね。
先日の講演の時、書ききれなかった「感字書」、
感覚が強く残るうちにと思い、帰ってすぐに書いて翌日に送った。
そして後に知ったのだが、受け取られた主催側の方は
言葉が新鮮なうちにその人のもとへと、多忙の中すぐに
すべての人に発送したというのだ。
その後、参加者の方たちからわざわざ感謝のお手紙をいただいたり、
主催された会長は絶版になった拙著「流されず 流れてゆく」を
ネットで中古を購入(まだ売ってるのか?)されたそうだ。
この電光石火の流れがいいのだ。
想いが繋がっている。
すべての小さな一歩が隣との距離を縮めてゆくのだ。
ひとりよがりはつまらないじゃないか。
手を繋ぎ、手の温もりを感じるためには
無駄なことや、遠回りや、非効率的なこともある。
そうやって思いを重ねたり、いろいろ確認しあって
あなたとの手の間合いをつめていくことが
「手間をかける」ってことだろう。
何度も言うけど「便利」なことと「豊か」なことはまったく別なのだ。