書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

ロックンロールナイト

確か中三の頃だったか、この曲を聴いたのは。

 たったひとつの夢が
 今 この街の影に横たわる
 でも今夜は思いっきりルーズに みじめに
 汚れた世界の窓の外で
 全てのギヴ&テイクのゲームに
 さよならするのさ

佐野元春「ロックンロールナイト」。
二番では「さよならするのさ」が「さよならしておくれ」
となる。サビでは「今夜こそたどりつきたい」と歌う。
佐野元春の歌はけして独りよがりにならない。
大切に瞬間を捕らえる感性があるのだろう。

俺も独りよがりにならないように心がけている。
人前に出たり、何かを伝えるときはとくに。
その究極形が「シンプル」にってことなんだろうな。
いやぁ、「シンプル」って複雑・・・なんかおかしな感じだぞ(笑)。

昨夜は久々のロックンロールナイト。
ピアニストにHollyを迎え、THE WHOとEDDIE COCHRAN、
THE BEATLESを歌ってきた。
ギターとピアノと歌、このシンプルさが楽しい。

また遊びでバンドを始めたいなぁと思うこの頃。

独りよがりにならず、しかしシンプルに自分の鼓動のままに。

すべてのギブ&テイクのゲームにさよならだぜ。