2017-08-15 テーブルの矜持 料理・食 打ち合わせを終え一献。お任せでいただく。技術と心。稲取の金目鯛刺から始まるコース。こちら側の常識や概念は打ち砕かれる。カニクリームコロッケ、ビーフストロガノフソース。カタカナの多さ以上の多面性を持った味。これがメインかと思いきや、世界一好きなアレが。鰻。一文字という潔さ以上の潔さ。ギーウナ、そう、ひっくり返るほどの美味さです。凡庸な言い方ですが感覚を研磨すること愛情を持って対峙すること。黒糖焼酎の向こうに料理人の矜持が見えた。