書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

テーブルの矜持

打ち合わせを終え一献。

お任せでいただく。

技術と心。

稲取の金目鯛刺から始まるコース。

こちら側の常識や概念は打ち砕かれる。
カニクリームコロッケビーフストロガノフソース。

カタカナの多さ以上の多面性を持った味。

これがメインかと思いきや、
世界一好きなアレが。

鰻。
一文字という潔さ以上の潔さ。

ギーウナ、

そう、ひっくり返るほどの美味さです。

凡庸な言い方ですが
感覚を研磨すること
愛情を持って対峙すること。

黒糖焼酎の向こうに料理人の矜持が見えた。