街の唄が聞こえてきて穴場へ。
時の流れを感じないままにアジアンな夜。
ラープ・ムー。
その意味はわからないけど、パクチーの独特の香りと
わずかなミントの爽やかさが相まって素晴しい仕上がり。
誰にも従わず傷の手当のしなかったあの頃、
ドライマティーニばかり飲んでいたっけ。
いつかは誰でも愛の謎が解ける。
ここのタイカレーの美味さの謎は解けない。
味の分析はできないけどホントに美味しいのだ。
せっかくのアジアンなのに、
昭和の酒場が大好きなので河岸を変える。
もう一度あきらめないでまごころがつかめるその時まで。
二度付けは固く禁止されていても。
帰り道、ホロ酔いで見上げる夜空。
若すぎて何だか解らなかったことが
リアルに感じてしまうこの頃。