書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

シビレる夜には赤ののれんをくぐれ

「そろそろアレいかない?」
と誘いの電話があれば、それ以上の言葉がなくても
ことは運ぶ。予約の電話を入れてたどり着いたは・・

新宿御苑 ホルモンの聖地「赤ちょうちん
いろいろな食に出会いますが、ここの料理は唯一無二。
特に写真のシビレとニラの炒めの衝撃はあいかわらず。

豪雨の中、ジムに行き、サウナスーツを着て
ランニングマシンで激走。となりで美しいモデルの女性が
涼やかにマシンでウォーキング。こちとら汗したたらせ
ゼーゼー言いながらマシンを軋ませる。

それもこれもこんなシビレる夜を迎え撃つ生ビールのため。
「ほんとに美味しそうな顔してビール飲むねぇ」
ガキの頃、大人たちの飲むビールの姿を見て不思議に
思ったものだけど、俺がそんなふうに言われる番になった。

人生の辛酸を少しなめたおかげでシンプルに
開放される術も覚えはじめた。

ビールの苦味は人生の苦味。
究極の大人の酒はバーボンでもスコッチでもなく、
無邪気な顔して飲む一杯の時間なのかも知れない。