書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

グローバルな視点から浮かび上がる価値

今日の読売新聞17面に「昔ながらの食 復権
という記事が載っていた。
なんでもグローバル化の反動で国内の食文化が
見直されており、料理教室などで郷土料理や
地域の食材など伝統的なものに関心が
集まっているらしい。素晴らしいことです。
汁用のせんべいを使った八戸の「せんべい汁」や
特産のみかんジュースで炊いた愛媛の
「みかんごはん」などが紹介されていた。

視点が広がるほどに見つめ返される原点回帰。
たとえばこれだけパソコンや携帯が主流になると
あえて手書きの文字の良さが注目されたり。

たくさんの飲食店を飲み歩くけど、見た目ばかりの
こじゃれた店よりも派手じゃないけど美味しくて
人間味のあるお店に俺も原点回帰しています。
昨夜は以前友人の紹介で訪れた、三軒茶屋「壽 ju」。

料理もいいし、とにかくお店の方、集まるお客さんもいい。
この日は知的なプロ野球の元監督さんも来ていた。
初めて連れて行ったそうとうなグルメの友人もとても
喜んでくれた。いろんなお客さんのご紹介も受け、
帰るときにはみんなで語って、笑顔で店を出る。

オーナーの加来さん。これまた福岡出身の熱く
いい男です。

視点を広げてこそ、狭く深いそんな素晴らしさが
見えてくるものです。