書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

やがて帰りつく場所

大人の証しのひとつ。
「馴染みの店を持つ」
カフェなのか、楽器屋なのか、バイク屋なのか、
画材屋なのかそれはひとそれぞれ。
<どうでもいい>っていうのではないこだわりを
持ち出すときそこに<馴染み>が生まれる。

そして数ある馴染みの店の中でも俺にとって特別な場所。

中目黒「籐八」。かなりご無沙汰の来店になってしまったけど
女将さんもスタッフのゆうちゃんも大歓迎で迎えてくれた。
ここには本当に気持ちいいホスピタリティがある。
帰ってきたぁって思う店。

この夜はすっごい食べた。しめ鯖、さつま揚げ、はんぺん、
腸詰め、いかわた、煮込み・・・酒呑みのキラーチューン
ばかり。オイラのハートはいつしかオーバートップ。

この日集まった仲間のひとり、ミュージシャンの諸岡ケンジさん。
かつて「HONDA」のCMソングでロッド・スチュアートのカヴァー
を歌い、日本のロッドとも呼ばれたシンガー。
ミュージシャンとしてもボクサーとしても人間としても大先輩。
でも会って呑むと気さくな友人。
やがて帰りゆくところまでケンジさんは歌い続け、俺は筆を
握ってるだろうな。そのスタンスが気持ちいい。

〆はもちろん名物「かき揚げうどん」
人も料理もあったかいのが一番。

スタッフのゆうちゃん。
また帰ってくるね。