書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

その原風景が温かさにかわるとき

旅に出ていつも思うのはそこに人が暮らして
いるってこと。当たり前すぎることだけど、
なんだか不思議な気持ちになる。

生まれたときから東京で育ったせいなのか
東京生まれではない人と会う機会が多いせいか
ふるさとっていうものに深い興味がある。

この人はこんな環境の中で生きてきたのかぁ。
とか
こんな風景を見て育ってきたのかぁ。
とか
こんなにも穏やかで温かな人に囲まれているのかぁ。
とか。
いいことばかりじゃないけど、生まれ育った場所は
やはり人間形成の上でも影響があるものだろう。

昨日は6人で焼肉。激ウマ激コミの焼肉屋の熱気は
なんだか元気になる要素がてんこ盛り。

大阪、新潟、岩手、大分、兵庫そして東京と
全員生まれがバラバラ。それだけ原風景がある。

別にどこの生まれであろうと付き合いの関係にはたいした
意味を持たない。昔、働いていた仕事の上司はアメリカ人や
フランス人だったけどだからってどうということもなかった。

だからこそ大切な人には冒頭のような原風景について
尋ねてみたくなる。


夏が終わろうとしています。
あなたが思い出す風景とはどんな空でしょう。