書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

この川は歓喜の海辺へと続く、長く蛇行した川

小さな世界でも見渡せば嫌になることも多い。

目を瞑ることもできるけど、その中にも輝く
美しさを見失いたくない。

きれいな場所に行く。
きれいな世界で生きる。

キレイゴトではない、純粋な世界へ。

泥に咲く蓮のような。

そのための一歩。

自分を蹴り上げて、黙って進め。

いつかね、静かな海が見える場所で夕暮れのオレンジを眺め
釣り糸を垂れて暮らす。

その姿をイメージしながら人の波を泳いでいる。

流されてしまいそうになったとき、
溺れそうになったときこそ真価が問われる。

昨夜の歌舞伎町にぽっかり浮かんだ月。
いいねぇ。

見上げる空はつながっている。