先がわからない、
だから足元だけは見失わない、
今、ここに集中。
開幕から18打席無安打、菊池、聞いてるか。
ジャイアンツに悔しい接戦を落とし、美しい料理に逃げ込んだ。
冷たいビールをキメてると牡蠣の摺流し。ピレラの粘る打席のような濃厚さ。
前代未聞の鯖の微醺性、これはスゴい。辛子で納得。食べてない方にわかりやすく説明するなら高相性なジョンソンと石原のバッテリーといった感じ。
卓越した仕事振り。ホントに。すべての仕事がまたさりげないからニクイ。匠です、三好匠です。開幕戦のスーパープレイです。
小肌をフライにするなんて発想、普通ありますか?酢締めしたもの揚げたら固くパサつくと思うじゃないですか。それが真逆。口にした瞬間、ふわっと解れ、思わず声が出ました。
西川龍馬のような奇想天外で効果的な狙い。
先がわからない料理。
展開が素晴らしい。
まさか。
何ヶ月振りだろうか。
久しぶりにして新しいのは関東の蒸し感と関西の地焼きの中間の良さを引き出しているから。
もう、説明不要。
威風堂々。
質と風格。
こちらの鰻は鈴木誠也という固有名詞。
美味しさ伝わりましたでしょうか、
まだ四試合、菊池選手には頑張っていただきたいです。
予約をコントロールし密を避け、静かにゆっくり食事がいただける配慮、料理を更に引き立てる美しい什器、何よりの気配り。
このカウンターには心かある。
今夜もmotenasiさん、ありがとうございます。