書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

響 書道

「響」

 

信の友とはね、

 

「響」きあうものがあるかどうか。

 

この心の音が言葉や行動や所作となって相手に届き、

また相手の発する音を感じとって響きあうことができる。

 

だから心の音を偽ったり、それ以上にしたり、消したりしちゃだめだ。

 

不協和音やノイズになって相手に閉ざされしまう。

 

耳障りのいい音を奏でる必要はない。

 

嘘のない音

 

それだけでいい。

 

すべての人にではなく、

同じ周波数をキャッチした人と友達になれたら最高だ。

 

そのためには感性を磨き続ける。

 

感性という楽器から自分の音を奏でる。

 

幸せのフルート、

怒りのサキソフォン

たおやかなピアノ、

不安のジャンベ

 

リズムが走ろうがピッチが狂おうが構うことない。

 

どこにもない、心からの響き、

 

それは誰か心に響く。

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それが聴きたい。