「響」
信の友とはね、
「響」きあうものがあるかどうか。
この心の音が言葉や行動や所作となって相手に届き、
また相手の発する音を感じとって響きあうことができる。
だから心の音を偽ったり、それ以上にしたり、消したりしちゃだめだ。
不協和音やノイズになって相手に閉ざされしまう。
耳障りのいい音を奏でる必要はない。
嘘のない音
それだけでいい。
すべての人にではなく、
同じ周波数をキャッチした人と友達になれたら最高だ。
そのためには感性を磨き続ける。
感性という楽器から自分の音を奏でる。
幸せのフルート、
怒りのサキソフォン、
たおやかなピアノ、
不安のジャンベ。
リズムが走ろうがピッチが狂おうが構うことない。
どこにもない、心からの響き、
それは誰か心に響く。
それが聴きたい。