書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

鯛三昧

呼んでいる。いや、いざなわれている。▼コレに。

「故郷から鯛が送られてきた」とメールが入った。
写メを見てビックリ、デカい!!
もちろん行くでしょ。ごちそうになりに行ってきた。

まずは刺身とサラダにしていただくことに。
醤油も鯛のダシから取った鯛専用醤油。
料亭(あまり機会がないけど)も寿司屋(回転するところは
明け方酒席の〆に行くけど)も和食の飲み屋(このあたりで
よく刺身を食べる)も太刀打ちできぬ美味さだ、甘さだ。
東京うまれヒップホップ育ち(じゃないけど)の俺としては
故郷がある人っていいなぁ、と思う。だってこんなに
美味いものが手に入るんだからさ。悪そうなヤツらより
たくさんの魚と友達になりたい・・・。

カマやら、頭やら、さばき残した腹は塩焼きに。

Mr.コラーゲンになるぜ。
そして骨からはダシを取って冷ましたあと、すり鉢で
焼いた鯛の身と味噌で混ぜ合わせてゆく。すりすり・・。

それを温かいご飯にかけてお茶漬けみたいにすると・・・

「さつま汁」という郷土料理に。
初めて食べました。宮崎の「冷や汁」に近いけどちょっと違う。
土地土地に伝わる料理って東京うまれヒップホップ育ちの・・・・
ってしつこい!とにかく羨ましくも美味いのだ。
新酒がでるこの季節、こういう新鮮な料理には、
この時期ならではのフレッシュな新焼酎。今回は
「小鶴」の新酒を合わせてみた。

鯛一尾、食べなかったのは鱗だけ。
しかし目から鱗のひとときでだったのだ。(うまいっ!)