書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

音楽という魂

音楽という道を通ってきた自分にとって、それは
音楽以上のものだ。そこにギターがなくても、
音が流れてなくともたいした問題じゃないんだ。
俺っていう人間の一部が音楽(ロック)なのだ。
希望も失望も友情も思いやりも裏切りもそこから
学んできた。なにかを一生懸命にやったことのある
人ならきっと形は違えどそれに似た感情はわかって
くれると思うな。最近はギターも時々触るくらいだし、
世界でどんな音楽が最前線にあるのかもわからない
けど今だって俺の身体には熱いビートが流れている。
音楽だけじゃないけど、そうやっていろいろと
泳いできた流れがあって今、書に向かっている自分が
いる。自分の流れっていうのに抗いたくない。
激流も凪も自然に起こりうることなのだ。
全部受け入れていける深さと、越えてゆくタフさ。
そうやって漢を磨いてゆきたいね。

誰が言ったか忘れたけど「音楽で世界を変えることはできない、
でも人ひとりの行動を突き動かすことはできる」と。