書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

音もなき朝の声が暁光にとけだすときに

先日の原宿cafe STUDIOのイベントでは龍を封印して
夜明けの直前の月と闇を描きました。
後半には先着3名にステージに登場いただき、
その場で希望される一文字書を披露。

一画づつをあえて直線にしてそのひとつひとつの感情が
あわさって「笑」が生まれるという想いを込めて描きました。

無垢で真っ白な気持ちに、あえて角のないまぁるいイメージで
「白」を表現してみました。

今回は夜明けがテーマにあったせいもあり、いつもの熱さより
静かで穏やかな気持ちで壇上にあがらせていただきました。

感情は書体に表れるものです。
E-mailでは伝えきれない思いをたまには手書きの文章で
大切な人に書いてみるのはいかがでしょう。





      久々の「モヒ猿」も新宿の明け方を撮りました。