こんな自然を眺めながらも心と胃袋は
ハングリーッ!と叫んでいるわけで。
昼過ぎに都内に戻り、筆をとる。
夜は歌舞伎町コルレオーネファミリーで一献。今井屋。
比内地鶏と生ビールで燃え上がる。
そして泥のように寝て、早朝から筆を持つ。
筆を持つとエネルギーが満ちてくる。
子供服であっても、渾身の作品であっても、品書きであっても
ただひとつの世界の中で生命が漲る。
昨夜も飲んでいて、いい話になった。
ワガママとは「我がの儘に」ということだ。
中途半端では「我がの儘に」できない。
その覚悟と本気が人をつないでゆく。
書くことが自分の中の「ワガママ」を「我が儘」にしてくれるのだ。
適当な楽しさなど欲しくはない。