書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

都会の闇にしぶとく生きるカラスが叫ぶ


何事も過ぎることなかれ。

ふっと舞い降りて、風と共に去るのだ。

昨夜は弾き叫び集団「カラス」のライブ。

写真は出番前、楽屋で気合い込めてるヒトコマ。

書も歌も内面の咆哮。
同じものなどなくていい。
今にしか生まれない。


しかし久しぶりなので歌った後の酸素が足りない。



中学の時に宮地さんという女の子が
ドイツから転校してきた。

帰国子女の彼女が、都下の荒廃した学校に
馴染めるわけもなく、しかしずっと闘っていた。

卒業の時に
「私は風と共に来て、風と共に去るのよ」
と言ってまた嘲笑されたけど。

しかし君は凜として格好よかった。

そんな君を羨ましいと思っていたんだ。


昨夜、
「人生に戦力外はないんだぜ」
と新宿の闇に歌い叫んだ。