書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

逆流の生き方でも、身体は素直に

普段写真を撮られるのは抵抗ないけど
身体の内部を撮られるのはまっぴらごめんです。

今朝、胃カメラを初体験。
その前に麻酔でドロッとした液体を喉の辺りに
溜めたまま10分ジッとするんだけど
もうこの液体の時点で吐きそうになり。

そりゃ本番は苦痛以外なにものでもない。
もともと「オエッ」ってなる感度が人より高い上、
麻酔の効きも充分ではなく、苦しくて喉が締まる。

ベッドに横たわり、とめどなく流れる涙、
ヨダレとむせ返りのブルーズ。
嫁入り前の娘でなくてよかった。

そんな時にふと感じたんだ。
誰かが(もちろん看護婦さん)背中を静かにさすってくれている。
この温もりが有り難かった。

やはり苦痛を取り去るものは人の温もり、なのかと
涙とヨダレを流しながら思ったのでした。

精密検査の結果は未だだけど
逆流性食道炎もあるようだ。

組織を採ったので今日も禁酒。

今週はほとんど飲んでないな。