書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

痛みの石巻

まずはじめに高台にある神社に上り、手を合わせる。

そして「つながりの家」へ。

あった、
無事だったのだ。
しかし応答もなく、人の気配もない。
家の裏手(川側)に回り込むと。

壁は崩壊し、がれきが積まれ、庭には雑草。
そう、ここには誰もいないのだ。

11年前に呼んでくれた方が経営する美容室に向かう。
無事だった。
しかしこちらも営業しておらず、連絡がとれず。

ホテルなどに聞き込みに回るも思うような回答を得られず。

もう一度、店に戻って作品と手紙を置いていく。

駅前に戻って書いた。

日本中から寄せられた千羽鶴や旗の前で。
書とカレンダーも寄贈。

この後、北上川を海へと二時間歩く。

壮絶だ。

これは次のブログに書きます。


遠くにガレキの山を見て思う。

それでも見上げる空はつながっていると。