書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

歴史から飛び出せ

空間プロデューサーである友人の発案のもと
女流書道家である友人とコラボレートして、
あるお店を書でデコレートすることとなった。
打ち合わせをして、場所をたまり場に移すと
そこで友人から紹介された気品ある女性。

右から二人目の女性、御歳81歳!肌も声も姿勢も
艶やか。歴史の先生であり、歌人であり、書家
(一気に3人の書家がいるなんて!)でもある
彼女、知性も備えた素敵な大先輩。
日本語について、書について、禅について、
個人的な話も含めていろいろと話した。
「自身の経験と揺れと強さと表現力を紙に
ぶつけてください。血で書をかく気持ちで。
あなたのマグマはもうすぐ爆発して外に向けて
力が出るわよ」ははぁ、細木数子に言われている
テレビに出てるやつらの気持ちとはこういうものか。
久しぶりに心が熱くなる思いだった。
目から鱗が落ちるってこういうことなんだ。
人生の大先輩からいただいた思いを爆発させるよ。