書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

歌舞いた東北の伊達男

昨日の朝、歌舞伎町のKENさんにお別れを告げに行ってきた。

故郷の大船渡に思いを寄せ、震災復興に尽力された方。
58歳、早すぎる別れだよ。

豪傑で義理と筋にとことん生き、
人を喜ばせることが大好きなオヤジさん。

被災地にKENさんを通じ、たくさんの作品を贈らせていただいた。
感謝を言葉に、行動にする稀有なオヤジさん。

友人の多い人だったから、他にもたくさん作品のご依頼をいただいた。
「自分より誰か」で生き抜いたKENさんだったから、
今、改めて書いてみました。
火葬場に入るあなたに一緒に天国の酒場に持って行って欲しかったけど
200人超のたくさんの方に見送られて、渡すことができなかった。
それだけ愛されたって嬉しかった。

昨夜はこれも天国の酒場に持っていきそびれたあなたのコースターで献杯
今頃は大好きな日本酒を飲んでるだろうか。

苦しくとも

がんばっぺし。


そうでしょ。



ありがとうKENさん。