書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

希釈できないひとつのものがあるから

答えがないからおもしろいんだけど
答えがないから苦しむ。

昨夜は深夜まで原稿を書いていた。
言葉が浮かび、それを形にしてゆく。
そこに生まれる温度差。
イメージと実際が乖離してゆく。
これがキツい。

数字で表すことのない、表現で生きているくせに
ときどき100点を欲しがる自分が嫌になる。

ひとつにこだわれ。

手で創るとは心で創ることだ。

手前はオリジナルデジカメケース。
今使ってるCX-4は普通のデジカメより少し大きいので
市販ケースがイマイチつまらない。
いや、量販とハンドメイドはそもそもまったく違う位置にある。

やっぱり数字に表せないハンドメイドに生きるのだ。

四十不惑というがなかなかそうはいかないもので。
まぁ、孔子の時代から寿命も伸びたってことで。

狭義をほじくらず、只管打座の心境で
書き続けることでしかたどりつくことはできない。