書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

少年の日が、夏空に赤く溶けてゆく

初恋の人の名前や顔は忘れてしまったけど、
山本浩二、衣笠幸雄、高橋慶彦の活躍ぶりに
心踊らせていた少年の日は今でも覚えてる。

あれからずっと広島カープの試合に一喜一憂してきた。

だからすごく嬉しかったんだ、昨日は。
縁あって試合前、グラウンドに入り、選手たちの
練習を見ることができた。

例えるならエリッククラプトンの楽屋に行ったり、
総理官邸で麻生さんとお茶するようなすごさだ。
(俺にとってはその比にもならないが)


我がカープの不動の四番、栗原選手と。

仕事柄、著名人に会う機会もあるけど
柄にもなく昨日はね……

……ちょっとミーハーでした……(照)


試合前の練習。やがて開門となり、観客が入ってくる。
ふとスタンドを見ると少年たちがバックネットに張り付き、
目を輝かせて選手の練習を見ている。
かつての自分もそうだった。


たまらなくスポーツを通して書を表現したいと思った。
言葉にすれば面映ゆいが「夢」を共有できる
ステージがそこにあるんだ。

陽が暮れるまで近所の駐車場で野球をして、
夕食の匂いがすると「また、明日」って言って
家に帰ったあの日。

ずるく、汚れた男になっちまったけど、
夢中になって感動を共有することはできる。



晴れ男のMさん、諸々ありがとうございました。
次回は一緒にビール観戦を。
そして夢を。



試合の結果は…やめておこう。
しかし点がとれん、守りきれない。
悔しさにやけ酒。

まだいける。
暑い、熱い、闘いをしよう。