書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

学校は卒業したけれど何を卒業したんだい

スイート&ビターなこの曲こそ今の気分。

まさにティーンエイジャーだったころ友達の家に
たまり、わるさをしていた。おぼろげな夢と女の子と
ロックに夢中だった中学~高校時代。
そのときのバイブルだったのが漫画
BE-BOP-HIGHSCHOOL 」。ほとんど漫画を
読まない俺でもこれだけは全巻持っていた。

あれからどれだけの歳月が流れたろう。あの時の
仲間は今ごろ何しているんだろう。幸せで生きて
くれたらそれだけでいい。

昨夜、読み終えた本。

「藁の盾/木内一裕」
著者は「BE-BOP-HIGHSCHOOL 」を描いたきうちかずひろ
息もつかせぬ展開の中に人間の葛藤と正義が
見事に描かれている。初の小説とは思えない完成度。

中学生だったころの俺のバイブルの作家が姿形を変えて
いまここにひとつの物語となってあらわれた。

継続は力なり、凡事徹底、勇猛精進。


ティーンエイジャーの頃からまたまだその道は伸びている。
泣きたくなる夜も、眠れない夜もそりゃある。
でも、生きてゆこう、生きている限りそこに未来はある。