書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

季節をめくる、食という名の物語

ビールがですね、とてつもなく美味い季節です。
暑さが苦手な俺ですがこれだけに救われます。

この季節、映画も本もペースがガクッと落ちます。
創造力を養うものは料理と酒です。
「御苑前 せお」さんの落ち着く個室で夕餉。
おまかせのコースは毎度毎度のサプライズ。
器もしっかり料理の温度に合わせてある。

〆は手打ちの十割蕎麦。

最近思うんですわ、
あるものをあるままに引出すって素敵だと。
これは料理に限った話じゃなく。
自分自身を大きくみせようと虚勢をはったり、
曝け出すことを恐れたりしないで。

シンプルに、気配りを忘れず、飾ることなく。
それこそがとても上品でエレガントなことだと思います。


ご主人、女将さんのそんな心を感じるお店です。



         

             「モヒ猿」も召し上がっていってください。