書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

不良品の遊書講座

たまには創作書家っぽいことを。
季節を遊書にしてみよう。

なぜ六月を水無月と言うのか。
旧暦の六月は梅雨も終わって水も枯れるから?
田植えが終わり、農作業の終える「皆仕尽」?
「無」とは「の」と同じ連体助詞で「水の月」という意?
田んぼに水をはる「水張月」?

諸説あるように書き方もいろいろあります。

和紙と小筆を用意して書いてみましょう。

点や、短い線などには墨をたっぷりふくませた筆を
こうして置くだけやわらかな印象の文字になります。
筆圧と滲みで<はらい>や<とめ>をなくして丸にしてみました。

そして月っぽい感じも出てくるでしょう。
水は流れるような感じで書いています。
何ごともイメージしてみると味が出てくると思います。

是非とも筆一本で戯れてみてください。



なんて、講釈たれるガラじゃないか。