たまには創作書家っぽいことを。
季節を遊書にしてみよう。
なぜ六月を水無月と言うのか。
旧暦の六月は梅雨も終わって水も枯れるから?
田植えが終わり、農作業の終える「皆仕尽」?
「無」とは「の」と同じ連体助詞で「水の月」という意?
田んぼに水をはる「水張月」?
諸説あるように書き方もいろいろあります。
和紙と小筆を用意して書いてみましょう。
点や、短い線などには墨をたっぷりふくませた筆を
こうして置くだけやわらかな印象の文字になります。
筆圧と滲みで<はらい>や<とめ>をなくして丸にしてみました。
そして月っぽい感じも出てくるでしょう。
水は流れるような感じで書いています。
何ごともイメージしてみると味が出てくると思います。
是非とも筆一本で戯れてみてください。
なんて、講釈たれるガラじゃないか。