書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

ロシアより愛をこめて

ひとつを極めるために生きている人は素晴しい人格者でもあると

今回のソチ五輪を観ていて思う。

それは気持ちをもっていかれます。

ロシア料理店「スンガリー」。
人生初のロシア料理をいただきました。

コレが羽生選手ばりの感動を運ぶ味。

マリノーブナヤ・ケタとブリヌイ
サーモンのマリネをパンケーキで包んだ一品、柔らかなパンケーキの食感がいい。

グリヴィ・ヴ・スミターニェ
パイ生地で包んだマッシュルームのクリーム煮、
マッシュルームの濃厚な旨味とぽってりしたクリームのまろみはこれまでにない素晴しさ。

そして驚きはこちらも初のグルジアのワインのゴージャスさ。
例えようのない華やかさはどうもグルジアの葡萄は固有種のようで。

日本人の味噌汁的な存在でしょうか。
シンプルでありながら過不足ないバランス、こういうところに本物を感じさせる。

シャシリーク
仔羊の串焼き、さまざまなハーブやスパイスの香り。
いい意味での肉やスパイスがクセにここにしかない矜持を垣間みる。

パクチーで薫りつけした自家製のウォッカも最高。

ラストはチャイ。

経験って素晴しい。

ナイフ&フォークのこういう時間は安らぎをもたらせてくれる。
心にもいい宵。

今朝がたそんな気持ちを背筋を伸ばして書きました。
五輪の応援にも力がこもります。

ひとつを極めたい。