書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

フィッシャーマンの孤独は続く

朝6時、ホテルからの長い坂を下り、静かな港に佇む。

釣り糸を垂れながら
ひとつ気づいたよ。

食べるための魚を釣るとは言え、
そんな暮らしをしてたら
俺、餓死しちゃうよ。

午後も大物狙いでさらに大きな港へと向かった。

そして今、俺は敗北という名の列車に乗って東京へ帰っている。

からっぽのクーラーボックスを抱えて。







「一書渾身」創作書家 高野こうじ