昨日集英社よりリリースされた著書
「エリート×アウトロー世直し対談 堀田力・玄秀盛」を読んだ。
元東京地検特捜部検事の堀田さんと
駆け込み寺の玄さんの対談本。
素晴しきハイブリッドで鮮やかなコントラスト。
しかし同じ地平に立っている。
「お互いの体温で温もりを伝え合うのが、ボランティアやから。
10人10通りのやり方のボランティアがあっていい。
じっと抱きしめたり、ポンと肩を叩くだけでもボランティアや」
仕事も人間関係でも「やってあげてる」ではつながらない。
ましてや功名心を隠し持っていては。
大切な人が静かに明るくそこにいてくれるだけで、
楽しい酒を飲んで別れ際友人とガッチリ握手するだけで
幸せで熱いものがじわりと広がってくる。
相手を思って寄り添うから響いて、動いてゆく。
こんな生き方や言葉を喋りたい、ではなく
その人に必要だと思うことを、ものを、瞬時に感じる
感受性や気配りを持って歩みを進めたい。
そう感じさせてくれる一冊。