書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

イパネマの男

27の時、ロサンゼルスに逃亡生活をしていたとき
英語が話せない俺は戸惑いと孤独とジレンマに陥った。
今でもよく覚えているセリフは
「Sorry,I gave your trouble」
ひどく弱気になっていたもんだ。
そんな中でもっとも親しくしてくれたのがブラジル人
たちだった。いつも明るくて、オープンで笑っていた。
お互いつたない英語で話し、ビールをよく飲んだ。
ハングリー(ブラジルの社会情勢を聞いたら遊び半分で
アメリカにくることなどできない)だったけど
ポジティブで笑顔を忘れなかった彼に俺は救われた。
日本語とポルトガル語も教えあったけど、今でも
覚えているのは「Como vai?(調子はどうだい?)」
くらいだ。でも、なんて答えればいいのか忘れた(笑)。

だから俺はブラジルやブラジル人に対してとても
いい印象と感謝の気持ちを持っている。


「JAPAN-BRAZIL」チケットが送られて・・、
いやチケットを撮った写真が送られてきた(笑)。

スタジアムにいたら絶対泣けてくるだろうなぁ。
さまざまな思いを交差させながら・・・。


<ワールドカップ 今日の一閃>
スウェーデンVSパラグアイ
すべての国の初戦が終わった。今回はサプライズもないし、(いいことだけど)事件も起こっていない。二戦目に入る今回はスウェーデンに注目だ。初戦予想外のドローに終わったスウェーデンラーションイブラヒモビッチという大胆な点取り屋の爆発に期待したい。チラベルもいない、DF陣も高年齢化しているパラグアイだから。そしてイブラヒモビッチビッグマウスが聞きたいね。このグループ、やはりイングランドが飛び抜けているけど、40年間近く、公式戦ではスウェーデンに一度も勝利していないし、今日の結果しだいじゃグループBにサプライズが起きるかも。ちなみに世界にはさまざまな国旗があるけど表の裏の模様が違うのは世界広しといえどもパラグアイだけ。