書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

イガイガの真っ赤な驅体は至福の宝

いつもお世話になっているお寿司屋より
ごっつい毛蟹が一杯やってきました。

昼間っから毛蟹パーティー

そりゃ奥さん、スーパーで買うてくるものとは
ラベルがちゃいまっせ。
水っぽさが皆無なので全てが旨味。

子供のころの俺にとって蟹や牛肉ってのは
仮面ライダーやゴレンジャーよりも遠き所にいる
スーパーヒーローでした。
アカレンジャーは強くてカッコよかったけど
腹一杯にはしてくれなかった。
どっちにも共通しているのはそうお目に
かかれるものではなかったってこと。

蟹、牛肉、ウニ、イクラ、金目鯛、エスニック、パスタが好きなのは
食べたことがなかった反動。
一方、餃子、ポテサラ、秋刀魚が好きなのは慣れ親しんだ安心感。

まぁそんな大好物に感性は刺激されるのです。
好きなものに触れると描きたくなるのは
ビールを飲むとおしっこに行くのと同じ(?)くらい
自然な行為なんです。

この小さい点を打ってゆく地味な作業。
パソコンなら3秒で終わることをするのが手書きのいいところ。

「一意専心」という言葉がありますが、
「一意=ひとつの考え、ひとつの物事」に対していつだって
新鮮な気持ち、日々同じことをしているようでも
同じだと思わないという気持ちを表す意味で
「一意鮮心」と書かせていただきました。
お寿司屋には合っているのではないかと。

大好きな食べ物や飲み物をいただくとお礼に書いています。

ん?

そうですよ、おねだりですよ(爆)

それは冗談として、昼間はその後も作業があるので酒を
なめることは御法度ゆえ、夜に少しばかり持ち越して…

良い子にしてるか?居酒屋こうじです。
・塩ゆで毛蟹 自家製かに酢で
・鯛のかぶと煮 つるむらさきのお浸し添え
・ビントロの漬け 焼き海苔巻き

創るってのは感情と直結しているのです。
うなる直感、闇を裂きってなもんです。

まぁいつもの如く早寝の居酒屋こうじですがね。


昨日も今日も東京は曇天&雨模様ゆえ
夏空写真館は休業です。