書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

「ホンモノ」の存在感

俺に料理と酒の喜びを教えてくれた相棒が
いくらを漬けたというので金沢の地酒を
持って遊びに行って来た。

手作りってやつは、出来合いやパックに
詰められたものにはない新鮮で深い味わいがある。
・・・っていうかホントに単純に「うまい!!」と
思うんだよね。前日も深酒だったので俺は日本酒は
飲まずにいようと思ったけどこの日は「いくら」の他にも
「活き海老のニンニク醤油漬け」、「戻り鰹」、この後の
酒肴は「からすみ」ときたらやっぱり日本酒、飲むしかないよね?
日本に生まれてよかった。
でもってこの日はまだ「ホンモノ」を食した。

新潟の「松木農場」さんが丹精込めて作ったコシヒカリ
前に講演に行った先の方がわざわざ送っていただいたものを
この日に口開け。炊きたての白米にいくらをてんこ盛りにして
いくら丼だぁ〜〜〜〜〜!!!!まともではいられない美味さ。
と、同時に(これお店で食べたらなんぼするんだろう?)と
無粋なことを考える自分にちょっとがっかり。
美味しい発見は嬉しいけどこんな発見はいりません。

そして今日のスポニチの一面。

やったぜ、西沢ヨシノリさん!
東洋太平洋ライトヘビー級王座決定戦で西沢ヨシノリさんが
マリカ・カトニヘレ選手を一回1分39秒KOで降し、新王者に!
御歳40歳!!日本人初の40代王者の快挙。
負ければ日本ボクシングコミッションから引退勧告される
見込みだった中で堂々の勝利。すごい人やね。
以前、トークライブで一緒になり、控え室で話したんだけど
「ホンモノ」のオーラが漂っていた。カッコよかった。
その直後、俺はボクシングジムの扉を叩くことになったんだ。

新聞の一面を飾れる人なんてそういないよね。
それもハンパじゃない努力と継続の上にだ。
こういう人がたくさん出てきて紙面を賑わせように
なればいいね。昨今の悲しい事件なんかじゃなくてさ。

比較するもののない「ホンモノ」の素晴らしさに乾杯!