またひとつ、歳を重ねた朝。
いつものように5時起き、アトリエで作品制作、愛鳥ポンタを起こし、カフェオレ飲みながら戯れる。
筋トレして、近所の郵便局に作品を出しに行き、大きな公園の周りを走る。
当たり前を重ねられることが本当に嬉しい。
手にしてきたもの、背負ったものを少しづつ減らし、大事なものが輝き出す。
でもそれとて永遠じゃない。
これからも派手なことはなく、地を踏みしめて、今日書くことを大切に。まず今日一日を大切に。
そんな落ち着いた考えで迎えた53歳、そんな落ち着いたスーツを新調しましたよ。
もちろん仕立ては「洋服の並木」。
荻窪の地下道が1950年のロンドンのテディボーイ(不良少年)の巣窟に。
まぁそんな悪ふざけもします。
そしてまだまだ書画家として表現したいことがあり、必要とされる限り一生懸命に。
これまでも、今朝も、これからもこれです。
愚直。
誰かの、生きるの側にある書画。
それを静かに創ってゆきます。
これからもよろしくお願いします。