書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2015 感字

今年の感字は「一」。


一は少ないが無限の始まり、
一歩なくしては拓けない
一途だから痛みがわかり
一人との繋がりこそ縁を広げる。
勝負どころでは一気呵成に
囚われの過去は一刀両断し
愚直なまでに一心不乱で
積み残さずに一日一生。

何があろうとぶれることなく信ずる道、一念。
一は小さいが唯一無二。


昨年末に「この一年と来年に向けて」というテーマで
作品の依頼をいただいて閃光生まれた「一」。

全体のバランスで表現するタイプとしては
一画というのはなかなか難しい。

今年もとにかく書いて、
必要とされ、役に立てるなら
書家としてこんな幸せなことはないです。






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