月曜、雨の朝。
実家の窓から見ている。
そして本を繰る。
飽きるまで。
広く浅くいろんな趣味を持ってきた。
しかし思えば、趣味のようなもので一番長い
付き合いのあるのは本を読むことだ。
心の旅、イメージの宇宙遊泳。
一冊あればどこにいてもできる。
写真奥はこれまた持ち歩きの必需品、無印ノート。
絵を描いたり、言葉を綴ってみたり、
レシピを記したり、愚痴をこぼしたり。
紛失などして誰かに見られたらかなり恥ずかしい。
このページにはこんな言葉がある。
「その傷で愛の尊さを閉ざす前に
もっと深い愛を与えられる自分になれ」と。
別のページには「もずく」とある。
なんじゃそりゃ。
茫漠とした大地に足跡をつける。
それにしても今日は雨が深いな。