書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

退屈を飲み込んで錆びついた鐘をたたき割れ

東京生まれ、東京育ちゆえ、郷愁感も東京に対する
異質な感情もない。

それでも始まりの景色というものはある。

先日新宿を歩いていた。
なんとなく空中に輝くイルミネーションが気になって
光の元へと向かって進んだ。

まぁそれ自体はたいしたことなかったんだけど
地上に視線を落としてみたら、そこに始まりの場所があった。

新宿のライブハウス「JAM」。
バンド時代、いろいろと世話になったライブハウス。
東京都下でバンドをやって、都内進出の狼煙を揚げ
そして最後の幕を下ろしたのもここ(だったと思う)。

母校に帰ってきたようなものだ。

あの頃から叫んでいた。

20年前の俺。
今から約20年後にチャンチャンコならぬ
当時の赤いジャケットで還暦だ(笑)

ついでにバンド解散後、サンフランシスコの路上で
歌うという放浪にでたときの写真も出てきた。

お茶の間のみなさんお久しぶりです、吉田栄作です(失笑)。
フィシャーマンズワーフのクラムチャウダーの美味さ、
今でも覚えてるよ。

まだまだ表現したいことがある。
道はなんにも変わっちゃない。
創ることを愛している。

当時の歌詞を筆で書くとは思ってもいなかったけど。