書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

美しい日本語書道3 風花

日本語は実に美しい。

情緒や心の様、距離感がよく表せられた言語だと。

こんな表現があります。 風花(かざはな) <晴天の日に雪が風に舞うようにちらちら降ること、  降雪地から風に運ばれ小雪がちらつく現象>

桜の開花で賑わっている時期だっていうのに、空気読まずでスミマセン。

ただ今週も雪降っているところもあるし、 好きな響きの言葉なので今のうちに書いておこうと。

風と花。

漢字や意味から想像した書体とは違うでしょうねw

ちょっと荒ぶる感じは冬の峻厳さ、そこに現れた風花。 先ほどのワイドショーでは桜の話題でもちきりでしたがね。

白の飛沫を飛ばしてそれが乾く前に、淡墨を入れ、 その部分に白を浮かび上がらせる技法で書いてみました。

偶然じゃ… 偶然じゃ…

ないぜ。