書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

粉骨砕身

最近、鶏白湯に凝っていて、あちこちで食べたあげく、

家でも骨をミキサーで砕いたりして鶏スープを作っていた。

そんな中、昨夜、極上の水炊きに出会った。
祭りのあと。

最初から最後に雑炊までなにも足し引きなし。
ポン酢との合わせもあるけど、俺はこのスープだけで充分すぎる美味。

あまり手を加えないで、手間ひま惜しまず
時間をかけてシンプルに向き合うこと。

見栄えや、自慢や、揚げ足とりをしているうちに
本当に大切な美しいものが薄まってゆく。

昨夜、飲みながらオードリー・ヘップバーンの内面からの美しさの話もあって。
何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです」



水炊きと芋焼酎の奥の深さよ。