書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

熱き心に

寒風吹きすさぶ中、ジャケットの襟を立て、東京都下武蔵境で行われた
横河武蔵野FCの納会に参加してきた。以前こちらのチームのコラムを
書いて、そこに載せた書をチームスポンサーの好意でミネラルウオーター
にしたというご縁があって今回の出席となりました。
http://www.yokogawa-musashino.com/

横河の選手たち。環境や収入面などJ1,J2に比べ、そりゃ大変だけど
ハートはアツい。アツいのは選手だけではない、この後僕らは武蔵野の
アツさを痛感する。パーティーの終盤にじゃんけん大会があって
小学校低学年の子供が決勝まで勝ち残り、商品であった「世界クラブ
選手権決勝チケット」を競うことになる。少年は完全にトランス状態(笑)、
なにしろプラチナチケットは目前。が、しか〜し、少年はじゃんけんに
負け、その場でうずくまり動かない。なかなか演技派なこの少年の
行動をみんな微笑ましく見ていたら、しばらくしてよろよろと立ち上がる
少年、なんと号泣、嗚咽をあげているではないか。アツいぞ武蔵野KID!

来季の活躍を願いつつ、パーティーを後にした僕と編集担当氏は、
まだ書を始めたばかりのころにロゴなどを書いた武蔵境の焼きとり屋に
五年ぶり(というか書いたとき以来)に訪れてみた。ちょっと挨拶
するとみなさん覚えていてくれて、とくにおばちゃんはオープン当時
書かせてもらったメニューをひっぱりだしてきてくれたり、あげくには
大きい書画を探し出してきて、そこら辺にいるお客さんにみせびらかす
始末、そしてリアクションに困る客と僕。オヤジさんもやってきて
なみなみの焼酎をもってくる。お会計とっくに済んでいるんですけど・・。

外は寒いけど武蔵野の人たちはとってもアツかった。
かくいうわたしも武蔵野人。最高だぜ。