現ミュージシャンかつ、未来の格闘家である兄弟分と明日を描く夜。
幾千の言葉を超越した想い。
しこたま飲み上げてダーツかコイツで勝負。
スコアさえ覚えていないが
めずらしく勝った。
ビール二杯もおごってもらった。
そしてフロアでストライカーVSグラップラーのスパーリング。
人生にタップも10カウントもない。
闘うか逃げだすか。
一度しかないんだ、ダウンを奪われても、
ノックアウトされてたまるか。
汗をかき、息が切れ、血が滲んでも、
ゴングが響けば行くしかないだろ?
始めるのに遅いなんてのはないんだ。
秋の訪れ、太陽も描く絵の具を替えたようだ。
見上げる空はつながっている。