日々、ひとりで制作することがほとんど。 誰も見ていない。
混じることなくひとりでいたい。
プロセスの中で、 誰かがいてくれたり、 誰かが指導してくれたら、 もっと早く、もっと上手に、もっとスマートにできたと思う。
子供頃から教えてもらうことが苦手で嫌いだった。
だからスピードが遅くて要領も悪かった。
今でも。
すべては自分の中の恐怖にあった、 言われることに俺は怯えていた。
もしかしたら、今でも。
でも後悔なんかない。
冷暖自知
触ってみる、抱いてみる、握ってみる、潰してみる、包んでみる、掴んでみる、支えてみる。 この微妙な違いを、この力加減を、実戦で感じてきた。
痛みと喜びは背中合わせ、仲良く繋がっている。
ちゃんと心で感じ、 人に対して、誠実に向き合えるように。
「未完」 そうまだ、途中。 ずっと、途中かも。
この書は、見つめて捨てた。
「強さ」が「力み」となって出ている。
「強さ」が持つ、しなやかさや、寛容さ、おおらかさが表現されていない。 「やってやるぞ」という力みが見えてくる。
自分で書いているから自分の感じ方だけど。
作品制作に対しても常に人間的でありたい。 それを伝えることができる表現者でありたい。
磨いてゆこう、 さぁ。